SUN SURF Presents “ALOHA SHIRTS LABORATORY” vol.2 & vol.3

TEXT: サンサーフ企画総括・アロハシャツ研究家 中野喜啓 (YOSHIHIRO NAKANO)

アロハシャツについて語り尽くす動画コンテンツ「アロハシャツ研究室」の vol.2 と vol.3 が公開されました。第2回目の動画では、「歴史」という側面からアロハシャツ誕生のきっかけや日本との関わり、時代ごとのアロハシャツの進化について解説。アロハシャツの起源には諸説ありますが、サンサーフではブランドの創設以来、ヴィンテージアロハシャツの収集だけでなく当時のハワイの歴史や日系移民の歴史についての資料も収集し続けており、それらの膨大な情報を統合してアロハシャツの歴史背景まで検証しています。

 

 

 

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色鮮やかなデザインが強調されがちなアロハシャツですが、実はその発祥に日本が深く関わっている。そういったストーリーを捉えながらアロハシャツを見ていただくと、愛用しているアロハシャツにより愛着が湧くかもしれません。

 

 

HISTORY OF ALOHA SHIRT / アロハシャツの起源と歴史

 

 

 

 

そして第3回目は「デザインのパターン」について。アロハシャツのデザイン、と聞いて真っ先に思い浮かぶのは「南国の植物が描かれているトロピカルなデザインの総柄シャツ」でしょうか。もちろんそれもアロハシャツの代表的なデザインですが、実は時代とともに様々な変化を遂げています。

 

 

 

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時代は20世紀半ば、観光地としてのハワイの発展をきっかけにアロハシャツは爆発的な需要に恵まれ、その流れはハワイのみに留まらずアメリカ本土へと飛躍しました。多くのブランドがアロハシャツ市場に参入し、様々なデザインを生み出していきます。

 

 

 

 

異国の地ハワイの文化に触れ、日系人を中心としたコミュニティーの中で和装のエッセンスをもとに生まれた襟付きのシャツは、アメリカでの流行を経てさらなる進化を遂げていったのです。時にはモダンに。時には奇抜に。アロハシャツのデザインについて知ることで、絵柄を選ぶ楽しみがより深まるでしょう。

 

 

DETAIL OF ALOHA SHIRT “DESIGN PATTERN” / アロハシャツの絵柄とデザインパターン

 

 

数日後には第4回目の「プリントの技術」が公開されるそうなので、引き続きお楽しみください。

 

 

アロハシャツ研究家 中野喜啓

 

 

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